○十二時五十分、開会の挨拶−中島省治先生。
「学ぶ」誌はこの五年間一回の休刊もなく発行を続けられたのは皆様のおかげ。まさに“無から無限へ”の道を今進んでおり、“天使のほほえみ”の活動もスタート、み教えの凝縮版“合本”も第五集目を刊行出来ました。」と力強く挨拶。
○一時十分、新教連・井上雅夫理事長の挨拶。
「谷口雅春先生御創設の新教連は、現教団からの援助が完全に断たれて危機的状況です。今後とも御支援の程御願い致します。・・・日本人の神国意識は古よりあり、天皇信仰も自然発生して来たものて庶民の生活の中に浸透している。この美しくうるわしい日本民族感情が戦後の教育によってつぶされ失われて行ったのが戦後日本の最大の問題点 といえるのです」─続いて鎌田久子先生指導、聖歌「護国の神剣」を久しぶりに斉唱、魂をゆさぶられる。
○一時四十分、第一講話「人類文明史に於ける昭和時代−天皇国日本と光明思想」−国際総合研究所代表、中島英迪先生。
「日本国体の回復が最大課題」として多くの資料に基づいて諄々と話された。
「日本文明は世界のハ大文明の一つとして中国文明とは別の独立した文明。文明史観では。無窮史観と呼ぶことが出来、天照大御神の御神勅“当に天壌と窮り無かるべし”君が代“千代に八千代に”、谷口雅春先生の“今、此処天国浄土”という風に表現されています。昭和時代とは、欧米文明の挑戦と日本文明との応戦の時代、共産主義と対決し翻弄された時代、そして欧米植民地主義の打破を図った時代でした。大東亜戦争は欧米流の植民地侵略戦争とは本質的に違っていた事は、マッカーサーのアメリカ上院における証言に於て明らかです」
先生の講話は途中から話者と聴者が一体となり、講師は声を詰まらせて詰り、聴音も眼をうるませ涙をこらえきれず鼻水をすする音があちこちで聞こえる。君民一体、君民一如の天皇国日本の姿、昭和天皇の御聖徳を正に感じ取れた講話であった。
○三時より天照皇大神宮へ日章旗を掲げ出発。内宮神楽殿で御神楽を奉納、内宮御垣内にて正式参拝、御皇室の弥栄と日本国隆昌を心から祈念する。
不思議にも研修会場へ戻ってしばらくすると激しい豪雨が降り出す。夕食中の参加者はあまりの不思議さに皆は口々に「これは奇跡だ!! 参拝中に降ってきたら車椅子の方も大変なところだった。神様に守って頂いた」と感嘆することしきりだった。
入浴へと移る。
─ 臨時ニュース!衛藤晟一参議院議員が今、この会場へ向っている
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