日本教文社 書籍新出版方針  平成13年版


参考資料:「日本教文社 書籍新出版方針」
                            平成13年  年  日

〔T〕目的
   当社の書籍出版は「生長の家」の教え普及のための文書伝道の一翼を担う使命を
   深く認識し、両軸体制・国際平和信仰運動の精神を体して、人間・神の子、唯心所現、
   自他一体、万教帰一などの真理を軸とした「生長の家」の教えを広く内外に普及する
   ことを、当社出版活動の目的とする。その主たる活動は以下の3項目に集約される。

 1.聖典等を中心として「生長の家」の教えを伝える。
  2.使徒行伝、体験手紀、ドキュメントなど、教えの実証を中心に「生長の家」の素
    晴らしさ、生活の中に生きる「生長の家」を伝える。
  3.「生長の家」の教えを傍証し、運動の推進に寄与する。

[U〕読者対象
   「生長の家」を知らない現代人一般

[V〕出版内容
  1.教えの普及のためのもの
    a 谷口清超先生、谷口雅宣先生、谷口恵美子先生、谷口純子先生の新刊書等
    b 各種の「生長の家」の信仰体験集、信仰随筆等、教えの実証となるもの

 2.教えを傍証し、運動の推進に寄与するもの
    a 地球環境の保全と万物との共生を推進するもの
    b 生命の永続性、一体性、多様性、神秘性を知らしめるもの
    c 宗教と科学の融和を図るもの
    d 科学技術の独走や悪用に歯止めをかけるもの
    e 国家間、民族間、地球間の垣根を越えて融和を図り国際平和に貢献するもの
    f 万教帰一の見地から、世界の宗教の融和を推進せしめるもの
    g 心の法則を知らしめ、その実際生活への応用・活用を促すもの
    h 人間の徳性・霊性の涵養を図るもの
    i 人間神の子の真理を子供の時から知ってもらうためのもの

 3.その他、取稀役会が認めたもの。(Wで出版しないと規定する各項を含む)

〔W〕新規の出版として、行わない分野・執筆者
  イ、谷口雅春先生の新刊書は、
    (1)「生長の家」は、総裁・副総裁先生の“今”の教えが主要であること、
    (2)著作権者の「著作権人格権の一身専属性」の精神から、著者が直接ま
       たはその指示の下に行うべき書籍の編成と出版は、著者昇天後は本来
       何人も代替できないこと
    から、引き続き発行しない。
  ロ、国際平和信仰運動の精神に鑑み、わが国およぴ「生長の家」の内外を問わ
    ず、国家主義や偏狭な民族主義・国粋主義に立つ執筆者、もしくはその傾
    向が認められる執筆者には、わが社およぴ「生長の家」が、その執筆者の
    言動を支持しているとみなされる懼れがあるため、執筆を依頼しない。
  ハ、両軸体制に的確に連勤した出版方針の堅持の確認により、純然たる会員向
    けの新刊書は今後は発行しない。
  ニ、一般ビジネス書・一般文芸書・一般美術書・各分野の純然たるハウツー書
    等、「生長の家」の教えとの接点の希薄な新規の出版は、今後行わない。
  ホ、その他。

〔X〕既刊書の出版
  a 内容上の問題なき書籍の内、売り上げ良好書を重版する。
  b 月平均売上げ部数が採算ライン(聖典等20部、その他30部)未満の書
    籍は、原則として重版を保留する。
  c 役員会において、当社の書籍出版方針に照らして、出版するのが適当でない
    と判断した書籍こついては(聖典等を除く)、著者または著作権者と合意解
    約できるよう努力する。合意解約できない懼れがある場合は、契約期間自動
    延長更新期に、不更新の通告を行ない、契約を解除する。


聖典を絶版から守ろう

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