十二月三十日の早朝、郵便局へ年賀状を出しに行き、帰宅すると、
「『”胎児の微笑”世界初の撮影に成功!』 の記事が読売新聞に載ってますよ … 」 と、維新政党 ・ 新風の村田春樹氏からの留守電が入っていた。
読売新聞が売り切れないうちに … と、私は初台駅のそばにあるコンビニに駆けつけた。載っていた!
二十一面に … 。
「”胎児の微笑” は、人の笑顔に反応する 『社会的微笑』 とは区別されていて、外的な刺激とは無関係に、唇の端が上がっている状態が一秒以上続くことが国際的な判断基準とされる。
聖心女子大の川上清文教授(心理学)のチームは、鎌倉市で産婦人科を開業している矢内原巧医師の協力を得て世界一幼い日本の赤ちゃん23週の 『自発的微笑』 を約三分間、超音波を使って撮影することに成功した。赤ちゃんは、合計六回、一回平均四・七秒の微笑を見せた」 という。
首を斜めにかしげ、口角をキューツとあげ、あごの下にまるく握った手を添えて、ほんわかと微笑む赤ちゃん。
アラッ? どこかで観たことがあるような表情 … 。
ああ、弥勒菩薩様 (釈迦人滅後、五十六億七千万年ののちにこの世に下生され、衆生を救うと信じられている菩薩) の思惟の表情にそっくりである。
この弥勒菩薩の微笑を浮かべた日本の赤ちゃんの写真と記事は、「人間環境学研究誌」 によって全世界に発信された。
このとき、ふと、谷口雅春先生作詞 (昭和四十八年一月) 「護国の神剣」 が口をついて出てきた。
一、釈尊出でてわが国に、聖王うまれ天が下
すべての民を救うぞと 弥勒下生の聖経に
預言し給いし時いまぞ 預言し給いし時いまぞ
時はいま。皇紀二千六百七十年の今年こそ、弥勒下生の招来を祈り、具体的な愛の実践を、強力に推進伸展せしめなければならない。
一昨年は、子供の出生率が上向き (一・三七%) になってきたとの報道に、愁眉をひらいたのも束の間、年末には今後大幅に下がる傾向と報じられていた。さらに政府の推計では、五十年後の平成七十二年 (二〇六〇年) の総人口は、8411万人となり、高齢化も進み、六五歳以上の人が45%を占めるという。このまま推移すれば、 『五百年後には、地球から日本民族がいなくなる』 というブルグドルファーの讐告が現実のものになってしまう。
そこで、少子化担当大臣や、政府の要人の方々に申し上げたい。
@世界で堕胎を容認している唯一の殺人国家であることに屈辱を感じ、一刻も早く
『経済的理由』 五文字の削除、または 「現 ・ 母体保護法」 を 「胎児保護法」 に
切りかえる法改正をお願いしたい。
Aどんな事情があろうとも、生命を授かれば必ず出産できる受皿となる国の施設を
用意すること。
B各都道府県に相談窓口を設け、交代で24時間、面接と電話によるカウンセリング
を行なうなど、各種相談に応ずること。
C未成年者が妊娠した場合、その男女と双方の両親がとことん話し合って、生まれた
赤ちゃんをどのように育てるか、審議すること。
(イ)「特別養子縁組」 (『天使のほほえみ』 - 基幹テキスト百一頁参照)、
(ロ)一年問だけ学校を休学させる、
(ハ)施設に預けて育てる、 等々。
D健康な胎児を堕胎した医師、および堕胎を依頼した女性は逮捕し、相当の刑に処す。
また中絶于術に助手として立ちあった看護士も殺人幇助罪を適用する。
(素人が、このような厳しい刑罰を考えるのも、中絶が、立派な殺人行為であることを、
為政者に解っていただきたいと思うからである。)
日本はこの六十五年間、外侵も内乱もなく、一応平和裡に過ごしてきたかにみえる。けれども、この六十一年間に、一億人以上の胎児を中絶してきたのである。
時は今、生かされている我々が、その悪業を断ち切る使命があると思えてならない。祈りを込めていざゆかん、 ”魂きよめいざゆかん” である。
いま、わたしの胸奥に、ふつふつと 「三 ・ 六 ・ 喝 ・ 笑」 (みろくげしょう) のお経のみ言葉が鳴り響いている。世界で初めて、一番幼い23週の日本の胎児 (赤ちゃん) が、わずか三分間に六回も弥勒の微笑みを観せてくれたことは、弥勒下生の予兆であろう。
世界恐慌 (リーマンショック) のあおりよ、金権まみれの政党 (民主党) よ、さようなら。われらはすべての闇を消す発光体となって天皇国日本の稜威を世界に発信していこう。
”光” ”光” あなたは ”光”
日本を照らす ”光” だ
世界を照らす ”光” だ
(創世檄団・劇中歌)
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