今、私はこう叫びたい衝動にかられています。
「あぁ神様! もうじっとしてはいられません。民主党連立内閣が誕生して以来 ”日本なるもの” が分解され、溶解されつつあります。
民主党は、国家解体十三項日の法案を矢継早に成立させることをもくろんでいます。日教組と労組を母体とした連立政権だけに極めて危険な政党です。」
革命を呼ぶ声国に漲れり愛国者 今起たずしていつ起つべきか
(御題詠進 「声」 昭和四十一年)
この春、谷口雅春先生のお歌が胸に迫ります。
「走ればそこに、必ず風が生れる」 この生風 (うぶかぜ) は、浄化の風。私共はこぞりて起ち、走る浄化の疾風となって美しい日本の天空を覆う暗雲を、吹き払いたいと切実に思うのです。
連立与党の日本解体政策の一つ 「外国人参政権付与」 に、各種愛国団体が結束して反対行動を開始。メディアを制する者は日本と世界を制することができる。その快挙が今年の一月二十五日実現した。永田町の 「憲政会館」 五百の指定席に対して、全国から集った憂国の同胞は千百名。通路とホールの外にあふれた方々は、いつしかジベタリアンをきめこんだ。
壇上の先生方も、私達も、万難を排して参加した思いは一つ。天皇陛下を戴く日本を、これ以上汚したり、外国人の分断思想にゆだねてはならない。
提言者の皆様は、七分の持ち時間を超越して、熱烈に 「日本人よ覚醒せよ。」 「本日は、民主党を糾弾する集いとなっているが、民主党を打倒する集いとせよ」 等々の火を吐く正論に、 「日本国家の生命、国民の生命を闇の国際主義勢力から守る気概を共有し、共感しあう集いになっている … 」 もっと使命に燃えて活動しなければ! と、ふいに涙がこみあげてきた。
そっと拭いながら壇上を見あげると、平沼赳夫先生が真白いハンカチで目頭を押さえて泣いていらっしやる。その横の安倍晋三元首相も、しきりに涙をぬぐっておられた。
沸々たぎるこの心
君ならで、他(はた)誰か知る
この日章旗(はた)のもとわれゆかん
この国のため我起たん
こぞれ若人 われら若人
国の行く手を担うは吾ら
(明本京静・作詩)
この集会で打ち上げられた救国の狼煙は、推進派の掲げる法案の根っ子までは焼き払えなかったが、偏向マスメディアに相当のダメージを与えることができた。
千葉法相は 「選択制夫婦別姓」 法案を、今年三月に国会提出することを昨年から表明。この法案は彼等が日本崩壊を意図する十三項目の最大の目玉法案であることに気付いて欲しい。
その一心で、私は自分のマンションの方や近所の皆様に署名を含むミニ街宣伝道を始めた。その矢先、推進派の人達が、あの 「憲政会館」で三月三日に集会を開くという。
「日本女性の会」では、三月下旬に明治天皇様の玄孫、旧皇族の竹田宮様・恒泰先生をお迎えして講演会を開催する予定であった。もうだまってはいられない。彼等の開催日時より三〇分でも、一時間でも早く開催し、こちらの講演会に引き入れなければならない。
チラシ配布の効率は、一万枚配布して一人参加の確率という。 まずは、チラシを先に送り、三日後に電話をかけて訴える。または、訪問して講演会にお誘いする。 何といっても、お会いしての参加促進が一番参加していただける ─ 相手の方の理解度にあわせて質問にあたたかく応え、夫婦別姓が夫婦 ・ 家族 ・ 社会 ・ 国家の絆を断ち、 ”日本なるもの” の破壊を招く悪法であることを知らしめる。
この宣伝・啓蒙活助は、必ず結果をともなう嬉しい楽しい活動である。 しかも神様からは、勇気、元気、霊気を戴く生命と生命がふれあう有り難い悦びの運動である。
三月三日のおひな祭りの日、 「日本女性の会」 主催の講演会は、推進派の開催時間より一時間三〇分早く参議院会館で開催された。
水曜日だったから、男性の参加は少ないと予想していたが、男の方達もぞくぞくと入場され、場内は始まる前から満席に … 。 椅子を追加しても立っている方はふえる一方である。 ”地面に座って下さい” という声の伝令が飛び、衣服のよごれも気にせず、座る方が続出。会館一階のロビーでは、これ以上入場は消防法違反とのことで、大勢の方が帰宅を余儀なくされたという。
竹田恒泰先生の 「日本の国柄と家族の絆」 ”ストップ!!夫婦別姓” は、見事に的を射たすばらしいご講演であった。
この模様は、イブニング・ロイド (TBS19時放映) 、NHKニュース3月4日 「おはよう日本」 朝六時の番組で (十七分間) 偏向されず、 「日本女性の会」 の集会の方が推進派のそれより百名も多く参集した事実を含めて放映された。一月と三月、私たちの正義と祈りがマスメディアを制した。
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