平成15年7月号
編集後記

法を継がない法燈継承者とは一体何者


法燈継承者は谷口雅春先生のみ教えを不動の中心をおく人でなければならない。法燈を継承しているとする副総裁は一体何者か、と訴えています。


【編集後記】

▼「生長の家相愛会」五月号に前理事長の黒河内潤氏が「三正行に励もう ( 3 ) 」と題する文章中で「(本誌の主張が)『本当かも』と思う人がいるかもしれませんが、彼等には信仰者として最も重要な、信仰の魂とも云うべきものが欠落しています」と本誌批判を行っています。どう我々が「信仰の魂」を「欠落」しているのかはこの五月号では一切語らず、ただ延々と「法燈継承」について述べているだけの批判ですが、察するに、副総裁は「法燈を継承」すべき地位にある方なのだから逆らうとは何事か、ということなのでしょう。

▼しかし「法」を継がない「法燈継承者」とは一体何者なのでしょうか。以前紹介しました「人類光明化運動指針」第九条に「生長の家大神−総裁・副総裁−御教。この三つを結び貫く神意の展開が、光明化運動の不動の中心である」と明記されていますが、今日説かれている「御教」が谷口雅春先生から大きく逸脱していることは誰の目にも明らかであり、谷口雅春先生がその宗教の良し悪しは果実で分かると説かれたように、現在の生長の家は信徒真理に導きません。とすれば、これは生長の家大神の「神意」が「展開」されていないことを意味しています。その原因は「生長の家大神」と「御教」をつなぐ「神意」のラツパたる総裁代行としての「副総裁」にあることは疑う余地がありません。
今生長の家人に最も求められていることは「実相たる副総裁」と「現象たる谷口雅宣氏」との峻別なのです。
 




法燈継承の怪

護法の運動

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