平成15年11月号
編集後記

副総裁の法燈継承したとする権力乱用


権力乱用による副総裁の「法燈継承」発言の欺瞞性指摘と、これまでの副総裁の行状のまとめが述べられています。



【編集後記】

▼本年十一月二十二日は尊師谷口雅春先生ご生誕百十年の慶賀すべき年のお誕生日です。しかし、現教団には記念行事等に関する何らの動きもありません。

▼それどころか、副総裁は遂に「法燈」までも「継承している」と言い出しました。詳細とその反論は本号で論じていますが、これまでの権力乱用に加え、神聖な権威までも泥にまみれさせようとしています。しかも、この神聖な権威の源泉は谷口雅春先生に発しています。自らが躍起となって排除し否定しようとしている谷口雅春先生に拠って自らの権威を確立しようとは、何たる自己撞着でしょうか。

▼谷口雅宣氏は、生政運を解体し、聖典を発禁処分にし、普及誌の創刊で雅春先生を誌面から追い出し、大東亜戦争を侵略戦争と呼び、愛国・愛国者をナショナリズム・国家主義・右翼と言い、日本国実相顕現運動を国際平和信仰運動に置き換え、「生長の家数規」を強引に改訂(次号で詳説)して絶対支配体制を確立し、「中心帰一の真理を自分への服従の論理にすり替え、それらに異を唱えた信徒を「原理主義者」のレッテルを貼って追放し、その正当化の為に「今の教え」を標榜してきた人物です。

▼事ここに至って尚見て見ぬふりをするのは「膀法」のそしりを免れません。実相を現象界に顕現させるには祈りと確信と行動を必要とする、とは谷口雅春先生の数えです。生長の家の危機の今こそ、心ある信徒は総立ちとなろうではありませんか。
 




法燈継承の怪

護法の運動

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