この様な異常事態を迎え、財団法人生長の家社会事業団は、新たな飛躍を遂げるときを迎えました。そのため、以下の視点を今後の基本的な考え方とし、具体的な公益事業を推進する方針であります。
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谷口雅春先生から寄贈された大切な『生命の賓相』等を広く社会の各界各層の人々に拝読していただくための企画・出版を行い、すべての人々に光明思想を普及していく公益事業を展開する。
具体的には、”すべての年齢層にわたる豊かな人間性を涵養する事業”や、青少年の健全育成事業・を展開して『生命の實相』に説かれた正しき人生観と正しき生活法と正しき教育法を広めるための「セミナー」「講演会」「合宿教室」等を開催する。
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2. |
谷口雅春先生が『生長の家』誌昭和二十年十一月号に掲載された「生長の家社会事業団の構想」の精神を「今」の時代に生かす公益事業を展開する。
そのために、現在進められている公益法人改革に合致し、今日の社会のニーズに応える”新しい時代の生長の家社会事業団”の新規事業として、
”学術や文化を振興させる事業”、
”国民の心身の健全な発達に寄与する事業”
などを展開する。具体的には、日本の歴史・文化・伝統を学び、社会に発信する「歴史体験合宿」「美しい日本を紹介するセミナー」、自然との共生をめざす「自然体験セミナー」などを開催する。
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3. |
右二項を実現し、谷口雅春先生のお志と『生命の實相』哲学を広く普及するために、今後新たに生長の家社会事業団の事業に賛同する会員を幅広く募ってまいります。
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谷口雅春先生のみ教えが衰退し、政治も経済も混迷している今日、人々の心も国内状況、世界状況も羅針盤を無くして漂流する船の如き状態です。このような時代状況であるからこそ、人類の指針として『生命の實相』の唯神実相哲学が最も必要とされていると確信します。
財団法人生長の家社会事業団は、上記に掲げた公益事業を展開し、組織的活動団体へと変貌し、今後も一貫して谷口雅春先生の説かれた『生命の實相』をしっかりと護持し、創始者谷口雅春先生の御心を実現する公益法人として着実に邁進いたします。
つきましては、今次の訴訟へのご理解と各種事業へのご支援、ご協力を衷心よりお願い申し上げる次第です。
尚、募金等でのご支援を賜りますれば心強き限りです。よろしくご助力の程お願い申し上げる次第であります。