平成19年9月号(60号)
コラム 生長の家はいま 「炭素ゼロ」は総本山潰しの布石? |
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下記に、平成19年9月号に「コラム 生長の家はいま」に谷口雅宣氏の「炭素ゼロ」運動は総本山潰しの布石か、と題する文章が載りました。 コラムの文章をお読み頂きたいと思います。 |
「森のオフィス」は、「本部」移転のための布石としてあった。そして今、「炭素ゼロ」は「生長の家総本山」潰しの布石としてある、と言ったら「えっ」と怪訝(けげん)に思われるであろうか。 周知のように、総本山は長崎という日本の最西端にある。遠方の教区から行こうとすれば、どうしても航空機を使用しなければならない。「炭素ゼロ」を錦の御旗にして、航空機使用に歯止めをかければ、必然、総本山に参る信徒に制限をかけることができる。 先に団体参拝練成会には、組織の会員しか参加できないという網がかけられたが、今後、更にその傾向が強まるであろう。さしずめ、十一月の秋季大祭、参加資格が限定されるやもしれない。「炭素ゼロ」を推進すればするほど、論理的にそうならざるをえないからだ。総本山から信徒の足がこうしてどんどんと遠のいていく。必然、総本山が荒れていく。 ともあれ、副総裁のしてきたことをみれば、すべてが谷口雅春先生の手がけられたことを否定する情念から発していることが容易に見て取れる。谷口雅春先生は、聖典を「神殿」と仰った。まず、その「神殿」を絶版処分という形で葬り去った。 その次が本部移転で、本部会館がこの五年の内に破壊される。そして、今度は総本山潰しだ。 |